「なぜ肌は乾くの?化粧水はコットン?そんな保湿の疑問に答えます!」のトレンド記事をチェックしよう!
なぜ肌は乾くの?化粧水はコットン?そんな保湿の疑問に答えます!
2015年7月24日

なぜ肌は乾くの?化粧水はコットン?そんな保湿の疑問に答えます!

  • twitter
  • facebook

この時期、実はみんな乾いてる! 読者からのありとあらゆるギモンにお答えします! なんとなくベタつくし、パッと見、潤っているようにも見える夏の肌だけど、本当のところは? スキンケアの“基本のキ”保湿ケアに関する読者からのギモンに8人の保湿マスターがズバリ回答します!

ギモンに答えてくれた保湿マスターたち

岩井一郎 (資生堂リサーチセンター)
薬効成分の開発や、皮膚・スキンケア研究に従事。医学博士。

野水千枝子 (資生堂リサーチセンター)
お客さま行動調査に基づいた国内外の美容法を開発している。

倉沢真澄 (ポーラ研究所 肌科学研究部)
皮膚や感性学的研究に従事。商品コンセプト開発も担当。

大畑美穂 (ポーラ研究所 開発研究部)
入社以来、製剤開発に従事。特にスキンケア品を幅広く担当。

草野貴子 (松倉HEBE代官山院長)
形成外科医。医師の立場からのスキンケアアドバイスが人気。

髙瀬聡子 (ウオブクリニック中目黒院長)
皮膚科医。著書に『いちばんわかるスキンケアの教科書』が。

松本千登世 (ビューティエディター)
乾燥肌。肌トラブルを感じさせない美界屈指の美肌の持ち主。

大貫未記
(ビューティライター・気象予報士)
混合肌。経験に基づく賢い保湿テクニックは説得力あり。

Q.01

乾きにくい肌って、どういう肌?

VOCE 2015年8月号 乾きにくい肌って、どういう肌?

A. 角質がしっかり潤った角層クオリティの高い肌
「角層とは表皮の一番上の層で肌の表面の部分。この層内のケラチン、細胞間を埋める細胞間脂質、細胞を包む膜のようなCEの質がよく、きちんと整列している状態が、角層クオリティが高い。バリア機能と保水機能がしっかり保たれるので、外的刺激を受けにくく、潤いも逃しにくい。」(岩井さん)

Q.02

なぜ肌は乾くんですか?

A. 角層の機能が低下していることが原因
「角層のバリア機能と保水機能が低下すると、肌は乾きます。加えて、血行や体調不良などの影響も出ますね。」(岩井さん)

Q.03

保水機能って何?

VOCE 2015年8月号 保水機能って何?

A. 肌内部に水を“溜めておく”機能です
「保水機能=肌に水を溜めておく機能で、本来備わっているべきもの。しかし、角層の状態が悪くなると、そのシステムが崩れ、乾燥します。肌の内側の水分を守るには、角層自体に水分を保つ機能が高い状態であることが重要!」(倉沢さん)

Q.04

夏の肌はどうなりやすい?

A. 紫外線が強いのでその影響が強く現れます
「強い紫外線によるもっとも大きな影響は日焼け。肌の色が暗くなり、くすみやシミも濃くなります。紫外線により肌が炎症を起こしてしまうことも多いので、その影響で角層が乾燥したり、巡り巡って、毛穴のつまりや肌のゴワつき、結果的には肌の老化にもつながってしまいます。」(倉沢さん)

Q.05

肌が潤っていないと
日焼けしやすいって、ホント?

VOCE 2015年8月号 肌が潤っていないと日焼けしやすいって、ホント?

A. 実はそうなんです。健康な肌は外的刺激に強い!
「肌が潤っている=健康な肌と考えられます。荒れた肌は外的刺激の影響を受けやすく、色素沈着しやすいとのデータもあります。」(倉沢さん)

Q.06

冬と夏、肌はどちらが乾いているの?

A. 大気の乾燥が厳しい冬のほうが乾きやすい
「とはいえ、油断して、夏の保湿ケアを疎かにしてしまうと冬と同じくらい乾燥することもあるので要注意!」(倉沢さん)

Q.07

季節によってケアを変えたほうがいい?

A. はい。冬はバリア機能を補い、夏は水分補給&油分のフタを意識
「冬は乾燥した外気に影響されて、水分が蒸発しないように、皮脂膜、細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)などを補い、バリア機能を高めるケアを重視。夏は皮脂分泌が盛んで、表面はベタつくけれど内部の水分は蒸発しているので、水分補給に注力。最後は必ず、水分の蒸発を防ぐ油分のフタを!」(髙瀬先生)

Q.08

切り替えるタイミングはいつ?

A. 3月と9月
「紫外線の強くなる3月~夏向けのラインに、乾燥を感じ始める9月~冬向けのラインを使うのがおすすめ。」(倉沢さん)

Q.09

保湿に必要なアイテムと手順が知りたい

A. 化粧水→乳液→クリームの順で使うのはマスト
「保湿とは水分と細胞間脂質を補い、油分でフタをするまでのこと。水っぽいものを先に、クリーミーでこっくりしているものをあとに塗るのが基本」(髙瀬先生)「水分をあたえる化粧水、適度な油分で肌を柔らかくする乳液、フタの役割をするクリームは必要不可欠」(大畑さん)

VOCE 2015年8月号 保湿に必要なアイテムと手順が知りたい
  • [A]リフトナイトクリーム 40g:¥5,000 / ELIXIR SUPERIEUR

  • [B]リフトモイスト エマルジョン W Ⅱ:¥3,500 / ELIXIR SUPERIEUR

  • [C]リフトモイスト ローション W Ⅱ 170ml:¥3,000 / ELIXIR SUPERIEUR

VOCE 2015年8月号 保湿に必要なアイテムと手順が知りたい
  • [A]ポーラ クリーム 30g:¥15,000 / RED B.A

  • [B]ポーラ ミルク 80ml:¥10,000 / RED B.A

  • [C]ポーラ ローション 120ml:¥10,000 / RED B.A

Q.10

夏の肌は乾燥すると、
どういう症状が出る?

A. 肌内部は乾きやすいのに、冬より表面化しにくい
「湿度が高いので、洗顔後のつっぱりやかさつき、皮むけ、小ジワなどの乾燥症状が出にくい」(倉沢さん)「冬肌に比べ乾燥に無防備な夏肌は湿度変化に弱く、水分量が急激に低下しやすい」(岩井さん)

Q.11

正しく潤っているか、
どのように確認すればわかる?

A. 洗顔後、10分たっても乾燥症状が出ないかチェック
「洗顔後のつっぱり、かさつき、皮むけ、小ジワなどの乾燥症状が出なければOK」(倉沢さん)「洗顔後、なにもつけずに10分以上たっても、表情による折れジワが残りにくいようなら潤いはOK。とくに目周り、口の横など皮膚が薄くよく動く部分で確認を」(岩井さん)

Q.12

潤った肌の感触って、どんな感触?

A. 白玉団子です!
「頰を押さえたとき、手のひらに肌がモチッと吸いつく感じ。水っぽさも感じる茹でた白玉のイメージがピッタリ」(倉沢さん)

Q.13

汗をかくと肌は乾くんですか?

A. 個人差があるので「はい」とも「いいえ」とも言えません
「汗の中にも保湿成分・NMFがあり、量には個人差が。もともとNMFが少ない人にとっては、汗をかくと肌表面にNMFが供給されるので潤うし、逆にNMFの流出の割合が大きい人は乾く結果に」(岩井さん)

Q.14

ベタつくのですが、肌は乾いている?

A. 乾燥具合はTゾーンではなく、口角の横の肌で判断して
「ベタつくのがTゾーンだけなら、皮脂腺が多い部分なので、乾燥の評価はできません。口角の横の肌で判断を」(草野先生)

Q.15

顔の中で乾燥しやすい順番は?

VOCE 2015年8月号 顔の中で乾燥しやすい順番は?

A. 口周り→目周り→頰の順番
「皮脂はある程度天然のクリームとして働くので、皮脂分泌量の違いで乾きやすさに差が。目元は症状が出やすいけど、実は口の周りも乾きやすい」(倉沢さん)

Q.16

化粧水はコットンでつけたほうがいい?
手でつけたほうがいい?

VOCE 2014年8月号 化粧水はコットンでつけたほうがいい?手でつけたほうがいい?
VOCE 2014年8月号 化粧水はコットンでつけたほうがいい?手でつけたほうがいい?

A. コットンはムラなく均一に、手だと温め美容効果が
「コットンのほうが化粧水の肌なじみが早く、細かい部位まで均一につけられるメリットが」(野水さん)「皮膚温が33℃前後が肌に行き渡りやすい。手のひら全体を使って温めながらつけると肌状態も確認でき、顔全体にもまんべんなくつけられます」(倉沢さん)

Q.17

乳液とクリームはどっちが必要なの?

A. どっちも必要です!
「役割が違うので、両方必要。省けません」(全員)

Q.18

乳液とクリームの見極めはどこでする?

A. 見極めません!

Q.19

最後につけるの乳液と
クリームどちらがいい?

VOCE 2015年8月号 最後につけるの乳液とクリームどちらがいい?

A. クリーム
「シールド効果で肌内部の働きもUP!」(野水さん)

Q.20

スキンケアの量は
多めにつけたほうがいい?

A. 規定の“最適量”を守っておけば大丈夫
「肌に入る量は決まっているので、同じアイテムを何度も重ねるより、化粧水、乳液、クリームと段階を踏むのが有効。適量を使っても乾くなら、ひとつ大人のラインへ」(野水さん)

Q.21

生理のときって乾燥しない?

A. 生理前から肌のバリア機能が低下するのが原因
「生理前をピークに肌のバリア機能は低下。生理中もまだ引きずっているので、潤いが逃げやすい状態です」(倉沢さん)

Q.22

生理時のケアはどうすればいいの?

VOCE 2015年8月号 生理時のケアはどうすればいいの?

A. 保湿ケアを徹底!
「クリームまできちんと使い、バリア機能を補う保湿ケアを。この時期に肌が揺らぐのは普段のケアが不十分な可能性あり」(倉沢さん)

Q.23

高い化粧水をけちけち使うより、安価な化粧水を
たっぷり使うほうが効果的って本当?

A. そうとも言えません
「少ないよりはたっぷりのほうがいいですが、高い化粧水にはそれなりの理由が。“肌に合うものを適量”が一番」(大畑さん)

Q.24

化粧水より乳液やクリームを、
いいものにしたほうがいいって本当?

A. 一点豪華にイミはなし!
「弱いアイテムがあると、そこがケアの結果を左右してしまうので、バランスよく、ライン使いがおすすめです」(岩井さん)

Q.25

血行が悪いと保湿力は上がらないの?

A. 要因のひとつではあるかも
「血液の流れが悪いということは、肌の内部からの水の供給が減るので、結果的に保湿力は低下した状態に」(岩井さん)

Q.26

喉が渇くと肌も乾くの?

A. その可能性はあります
「乾燥した環境では喉も肌も乾きやすい。粘膜が乾く状態は内部の水の供給が減っているので肌にも影響が」(岩井さん)

Q.27

角質ケアは必要?

A. 初期老化の兆候が出る20代後半からは必要
「摩擦をできる限り避けるアイテムを選ぶことが大切。AHAの入った洗顔料や角質ケア用美容液などを選んで」(髙瀬先生)

VOCE 2015年8月号 角質ケアは必要?

Aはやさしく角質ケア。BはAHAなどを配合したピーリング。

  • [A]ターンアラウンド セラム 30ml:¥4,800 / Clinique

  • [B]ジェノマー ピールエッセンス 27ml: ¥5,000 / Dr.Ci Labo

Q.28

肌質によって保湿ケアは違うの?

A. アイテムや量ではなく化粧品のタイプを変えて
「脂性肌なら水分重視のケア、乾燥肌なら水分+油分どちらも補給して。その量が計算されている“さっぱり”“しっとり”などのタイプ分けがある化粧品を選ぶのが◎」(大畑さん)

Q.29

肌質の見極め方を教えて!

VOCE 2015年8月号 肌質の見極め方を教えて!

A. 皮脂量と保湿能力のバランスで4タイプに。上のリストで確認を
「ドライスキンは皮脂量が少なく、保湿能力が低いので、外的刺激を受けやすい。オイリースキンはその反対で、外的刺激には強いが脂っぽい。ノーマルスキンは皮脂量と保湿能力のバランスがよく、刺激に強い。インナードライスキンは脂っぽいのに保湿能力が低く、潤い不足などの特徴が」(髙瀬先生)

Q.30

インナードライって、どんな肌?

A. 脂っぽいけど、乾いた肌
「皮脂量はあるので、一見オイリー。でも、潤いが足りず保湿能力不足なので、ハリや透明感がない」(髙瀬先生)

Q.31

混合肌って、なに?

A. じつはみんなカンチガイ。Tゾーンだけテカるのは“普通肌”
「一般的にTゾーンが脂っぽくなると、混合肌だと思い込んでいる人が多いのですが、それは普通肌です。混合肌というのは、ベタつきと乾燥の両方の症状が現れる肌。疲れがたまり、敏感になっていることも考えられます」(野水さん)

Q.32

乾燥肌でもニキビはできる?

A. 皮脂が過剰に分泌されてニキビを誘発することも
「皮脂が不足していることを肌が感知すると、過剰に皮脂が分泌され、ニキビを誘発することがあります」(髙瀬先生)

Q.33

毛穴が開いていると、乾燥しやすい?

A. 乾燥は角層の問題。毛穴の開きが原因ではない
「角層の保水機能やバリア機能の低下が乾燥の原因。乾燥は毛穴目立ちの要因ですが、開いた毛穴が乾燥を引き起こすわけではありません。しっかり保湿しても毛穴が気になるなら毛穴対策アイテムを」(倉沢さん)

VOCE 2015年8月号 毛穴が開いていると、乾燥しやすい?

Aは開いた毛穴に働きかける。Bはハリを高め、毛穴までふっくら。

  • [A]スムージングセラム SPF20・PA++ 60g:¥10,000 / RED B.A

  • [B]マックス ファクター ステムパワー エッセンス 30ml:¥11,400 / SK-Ⅱ

Q.34

肌がどんよりくすんで見えるのは、
乾燥のせい?

A. 原因のひとつではあるけれど、特定するのは難しい
「くすみの原因はさまざまで、角質肥厚、乾燥、血流不足、メラニンの蓄積などが組み合わさっていることがほとんど。まずは、角質ケアで肌をリセットするのがおすすめ」(髙瀬先生)

Q.35

夏に皮脂が多く出ると頰がムズムズして
かゆくなる。乾燥してないのに。

A. 汗と皮脂が混ざり、肌の刺激に
「汗や皮脂は、こまめに拭く。インナーケアで皮脂分泌をコントロールするビタミンB2、B6をとるのも有効」(髙瀬先生)

Q.36

自分のスキンケアが合ってるか
どうかは、どう見極めればいい?

VOCE 2015年8月号 自分のスキンケアが合ってるかどうかは、どう見極めればいい?

A. 朝の洗顔後の肌をしっかりチェック
「その判断基準は洗顔後の素肌。なかでもスキンケアの効果と自分の肌の修復力が発揮された朝がベストタイミング。朝の洗顔後、肌がつるんとなめらかで化粧ノリがよければOK」(野水さん)

Q.37

皮脂の出る量って、
夏も冬も同じなの?違うの?

A. 同じ条件で調べれば、皮脂量は同じ。外部の環境に影響されて変わります
「夏と冬、洗顔後に一定の温度と湿度に設定した部屋に入り、皮脂が出る量を測定する実験をした結果、季節によって変動しないという結果が。温度や湿度が高い夏の屋外の環境では、皮脂は多く分泌すると思いますが、夏の肌でも、冬の肌でも、同じ条件下で調べれば皮脂の分泌量は同じです」(岩井さん)

Q.38

ヒアルロン酸って保湿にいいの?

A. はい
「保湿剤としてとても優秀。水を抱える力が強いので、浸透せず肌にのっているだけでも保湿効果はあります」(倉沢さん)



これであなたも保湿マスターに! うるツヤ顔を手に入れて♡

photographs:Naoto Otsubo(model),Ryoichi Onda(still) hair&make-up:Hiro Odagiri/LA DONNA  illustration:Tsuyako Haraniku text:Nanako Koike

VOCEの新着トレンド記事

トップへもどる